キャンピングカーモドキの製作

※写真をクリックすると拡大写真が出ます。

A  B

車内のフラット化

断熱材の製作

快適な車中泊仕様車の第1歩は車内のフラット化です。段差があると荷物の収納はもちろん快眠も出来ません。
今回はプロの大工さんに製作してもらいました。大工の天野さんにお願いしました!。
最初に床を作る前に『断熱材が必要』との事。直に板を載せると冷気が来るのでは?との事です。
そこで厚さ50mmの住宅用断熱材を荷台〜後部座席のサイズに切り出します(写真 A)
長い定規を当ててスパスパ切り出します(写真 B)

C

あっという間に断熱材を切り出しエブリィに仮組してみる。角のアールも綺麗に作ってくれました(写真 C)
助手席側の後部座席は普段は出しっぱなしなので断熱材は別のパーツとして切り出します。
運転席側の後部座席も座席としても使えるよう断熱材は別のパーツになります。
取り外し可能な別パーツにしなければ座席を出すことが出来なくなります。

床の製作

断熱材が完成したので次は床の製作です。

D E F

断熱材を基にして板の型をとります(写真 D)
角のアールを綺麗に作ります。車体と同じ形状で無いとガタが出てしまいます。細かい作業に便利そうな工具!(写真 E)
運転席側の後部座席用に使う別パーツの床です(写真 F)

G

床が完成して仮組。全ての位置で寸法はピッタリ!運転席側の後部座席用に使う別パーツのもピッタリ!
流石プロの大工さん!そして運転席側の後部座席用に使う別パーツの床はこの後、ヒンジで可動するようになりました。
これも天野さんのアイディア。『ヒンジで可動するようにすれば置き場にも困らないし座席もいつでも出せる』との事(写真 G)
後部座席を出す時は折り畳めばOKになりました。

ここまで僅か2時間ほどです。流石はプロ!作業が早過ぎます!本日の作業はココまでです。
後日、この床の上にカーペットを敷く作業をします。
こんなに早く作業が終わるとは思っていなかったのでカーペットはまだ買っていませんでした(-_-;)

完成状態

上の写真の様に床が完成した後にカーペットを敷きました。

H

完成してカーペットとスキー板を載せる台が置いてある状態です(写真 H)
リアシートは寝かせてあります。フラットな部分は長さ180cm程あります。
断熱材が効いているので-15度のスキー場でも寝袋を使用すれば底冷えも無く快眠出来ます。
管理人はISUKAのアルファライト1300という寝袋を使用しています。今まで-17度まで体験しましたが問題無しです。

I

助手席側のリアシートを起こした時の状態です(写真 I)
この状態で3名乗車できます。車内で足を伸ばして寝る事は出来なくなりますが3人分の荷物はバッチリ載ります。

収納棚

リアシート上部には収納用の棚を設置しました。
小物や敷物、CDチェンジャーが載っています。

J K

リアシートのグリップのネジ穴を利用してカーテンレールも取り付けました(写真 J)
床に敷くマット類もココに収納できます。カーテンレールは金属の物ではなくプラです(写真 K)
金属製のレールを使うと走行中にカシャカシャ動いてうるさいと聞きました。プラならば音も殆どしません。